『葉月に寄せて』


8月の和風月名は「葉月(はづき)」です。
その語源には諸説ありますが、最も有力とされているのは、「葉落ち月(はおちづき)」が転じたという説です。
旧暦の8月は現在の9月頃にあたり、木々の葉が落ち始める季節であったことに由来しています。
また一説には、稲の穂がふくらむ時期であることから
「稲張り月(いねはりづき)」が変化したともいわれています。

稲が実を結ぶように、私たちも期初から取り組んできたことが、
上期の終盤から下期の初めにかけて徐々に成果として現れてくる時期を迎えています。
こうした“実り”を確実に収穫し、さらなる成果につなげられるよう、
引き続き着実なキャッチアップに努めてまいります。

なお、旧暦とは異なり、現代の8月は真夏の盛りにあたります。
近年の亜熱帯化の影響もあり、今年も厳しい暑さが続く見込みです。
夏バテを防ぐためにも、規則正しい生活とこまめな水分補給を心がけ、
元気にこの夏を乗り切ってまいりましょう。

皆さまにおかれましても、どうぞご自愛のうえ、お健やかにお過ごしください。


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