カーボンニュートラルへの挑戦
世界各地で集中豪雨等の異常気象が頻発している状況からも、改めてカーボンニュートラル(Carbon Neutrality = CN)への取組みの重要性を痛感しています。弊社ではカーボンニュートラルに対して、製造時のCO2排出量を2030年までに実質40%削減し、2050年までに100%削減(ニュートラルに)する長期目標を掲げています。
主なCNへの取組み
エネルギー削減 | 電力 生産設備・付帯設備の更新 生産性向上(稼働率向上・不良率削減) 強みを活かした改善活動 |
LPガス 空調機器更新 塗装設備更新 遮熱塗料の活用 廃熱の有効活用 | |
再エネ・転換 | 再生可能エネルギー 太陽光パネル導入(本社・B工場・菊川工場) その他自家発電導入 |
次世代エネルギー バイオ燃料・水素などの活用検討 | |
その他 | クリーンエネルギー CO2フリー電力への切替 CO2フリーガスへの切替 |
技術追求 車体軽量化に貢献する部品の開発 | |
活動体制 専門部会によるCN活動取組強化 社内省エネチェックによる取組意識向上 |
省エネ法評価
経済産業省 資源エネルギー庁が主体となる、省エネ法における定期報告SABC評価制度にて、2016年より連続で最高評価であるSクラス達成優良事業者の評価を得ました。この評価は輸送用機械器具製造業(自動車産業)の中で全国67社のみ(2021年度実績)です。ベルソニカでは、この評価を弊社のエネルギー使用の合理化への取り組みが業界を牽引しているものと認識し、今後も社会的責任を果たすよう地球環境を念頭に事業に取り組みます。
SDGs
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。ベルソニカはSDGsの目標に賛同し持続可能な社会の実現の為に取り組みをしています。
SDGsへの取組み
指針|事業活動を通して貢献する
・環境に配慮した技術開発、生産活動を展開し、地域・顧客に貢献する
・収益を上げることで社会課題に取組む
・社会の一員として地域と共に持続可能な社会への貢献をする
環境
・軽量高剛性車体部品の開発取組み(CO2排出量削減)
・排出、廃棄の削減取組み
・豊かな自然を守る活動
社会
・次世代を担う人材育成
・多様な人材が働ける環境・制度の整備
・働き方改革・健康経営の推進
・労働災害の防止、安全安心な職場環境の整備
ガバナンス
・リスク管理による事業が停止しない取組み
・コンプライアンスの徹底
・情報セキュリティの強化
地域貢献
地域教育支援
●静岡理工科大学 SIST FORMULA PROJECT スポンサー(工学教育活性化寄与)LINK
●社団法人自動車技術会 学生フォーミュラ サポート(工学教育活性化寄与)
●南米系外国人学校 学校法人 ムンド・デ・アレグリア支援
●湖西市内の中学生に向けて工場見学&特別授業公開 LINK
地域交通安全支援
地域環境支援
●天浜線 花のリレー・プロジェクト サポート(地元信用金庫SDGs推進部主催)
●浜名湖 水辺・水域 環境保全活動
社内活動 他
●ベルソニカしあわせ創造2030策定
●未来創造プロジェクト
他
ISO認証
適用範囲|本社、Bell-B工場、Bell-菊川工場、吉美倉庫(14001除)
2001~現在
ISO9001認証取得(品質)
ISO 9001は品質マネジメントシステムに関する国際規格です。最も普及しているマネジメントシステム規格であり、全世界で170ヵ国以上、100万以上の組織が利用しています。
2004~現在
ISO14001認証取得(環境)
ISO 14001は環境マネジメントシステムに関する国際規格です。社会経済的ニーズとバランスをとりながら、環境を保護し、変化する環境状態に対応するための組織の枠組みを示しています。
2021~現在
ISO45001認証取得(労働安全衛生)
ISO45001は労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格です。組織の安全文化をスパイラルアップさせていくことで、継続的に組織の労働安全衛生活動を支える仕組みです。ベルソニカは労働者における労働安全衛生を重視し自動車業界の認証機関において第1号の認証を取得しました。
環境方針
理念
株式会社ベルソニカは、社会・地域・地球環境に配慮した生産活動を行います。また、より快適な環境づくりを経営理念に沿った活動を通し実現します。
方針
社会・地域の環境に関する決め事(法令、規制、契約等)を遵守すると共に、環境保全向上計画を策定し、より快適な環境づくりの実現を目指し積極的な活動を行います。
当社は、自動車・車体部品の生産活動において、環境への影響が大きいと判断する項目に関して、技術的、経済的に可能な範囲で、目標を設定し環境マネジメントシステムの継続的改善を行い、又、地域の環境保護活動に積極的に参加し、地域社会の発展に貢献します。
1.環境保全活動を推進させるため、計画的・組織的に活動を行います。
2.法令、規制等を遵守すると共に、必要に応じて自主基準を設定、管理し、近隣社会の生活環境の保全を図ります。
3.危険物、化学物質、油類の流出を防止します。
4.工場排水の水質維持管理を行い、水質汚濁を防止します。
5.騒音・振動を抑えます。
6.環境保全活動に関する社内規定・標準類を整備し、管理の向上を図ります。
7.省資源、省エネルギーの推進を積極的に行います。
8.工場廃棄物および有害化学物質の適正管理を行います。
2022年10月1日
株式会社ベルソニカ
代表取締役社長 鈴木 浩
環境ISO認証取得状況
年月 | 取得内容 |
2002年1月 | 本社、Bell-B工場 ISO9001認証取得 |
2004年7月 | 本社、Bell-B工場 ISO14001認証取得 |
2009年1月 | Bell-菊川工場 ISO9001認証取得 |
2009年7月 | Bell-菊川工場 ISO14001認証取得 |
2017年7月 | 本社、Bell-B工場、菊川工場 ISO14001(2015年度版)取得 |
2017年12月 | 本社、Bell-B工場、菊川工場 ISO9001(2015年度版)取得 |
2018年9月 | Bell-菊川工場 ISO14001(2015年度版)認証取得 |
2021年5月 | 本社、Bell-B工場、Bell-菊川工場、吉美倉庫 ISO45001認証取得 |
工場所在地
本社工場 | 静岡県湖西市山口630-18 |
Bell-B工場 | 静岡県湖西市白須賀6296 |
Bell-菊川工場 | 静岡県菊川市加茂1300-24 |
吉美倉庫 | 静岡県湖西市吉美2985 |
安全衛生方針
理念
株式会社ベルソニカは、経営理念のもと人・モノづくりの会社として顧客・社会に貢献すべく、以下の安全衛生方針を定め、心身共に健康で皆が活き活きと元気よく働ける職場づくりを目指します。
方針
1. 労働安全衛生関係法令等の法的要求事項及び社内基準を含めた要求事項を順守します。
2. 当社の事業活動による安全衛生機会及びリスクへの影響を評価し、重要な項目については、技術的かつ経済的に適切な目標を定め、継続的に改善します。
3. 職場の安全衛生の危険・有害要因を明確にし、優先度を決めて安全衛生リスクの低減を図ります。
4. 全従業員とのコミュニケーションを図り、全員参加の安全衛生活動を実行します。
5. 安全衛生管理体制の充実を図り、社員の健康確保対策を推進します。
2020年6月1日
株式会社ベルソニカ
代表取締役社長 鈴木 浩