どうして軽く強く?
どうしてクルマを軽くて強くする必要があるの? ほんとは、わからないのね…
鉄は強くて重い。これは知ってるよ!車は鉄の部分が多いから重いもんね。
重い物を動かすとつかれちゃうよぉ~。軽い方がいいね!
そっか、つかれないって事は、ガソリンや電気も少なくていいのね。
軽いと環境の為にもいい事ばかりだね!軽いはイイネ!
ん? 軽いだけじゃだめなの?
軽いと弱くて、ちょっとの力でクシャクシャになっちゃう。って、事は…
よし。よく考えよう。乗るのは人間。しゃたいこっかくの時にも教えてもらったっけ。
なるほどね。少しわかったよ。軽くなるだけじゃダメなのね。安全のためには強さも必要!そう、車に乗るのは人間だものね!
クルマで一番重要なのが安全です。万一クルマがぶつかった時に乗っている人のスペースが潰れないように丈夫にしなければなりません。だから車体を強くするのだけど、丈夫にしようとすると重くなってしまいます。重いクルマを動かしたり止めたりするにはたくさんのエネルギーが必要です。動かす時に必要なエネルギーがガソリンや電気。止める時に必要なのがブレーキ。軽くなると、必要なエネルギーは小さくなります。クルマをもっと安全にするために強く丈夫にし、小さなエネルギーで動かせるように軽くする必要があるのです。安全で環境に良いクルマをつくることがわたしたちの使命なのです。
ベルソニカのパートナー企業スズキ株式会社ではくるまづくりを知ることが出来る「スズキこども質問箱」を公開しています。こちらのページも是非ご覧ください。