自動車業界は今や100年に一度の大変革期に入っていると言われています。EV化・自動運転などの技術革新、IoT及びAIの進化、エネルギー関連技術の変革など、日本だけでなく世界においても新しい取り組みが進んでいます。ベルソニカでは、このような時代環境下においても安定成長するための経営ビジョン「ベルソニカしあわせ創造2030」を策定し未来を創造しています。

このページでは「ベルソニカしあわせ創造2030」から抜粋し、今後の事業構想の軸となる、更に伸ばしていく「3つの強み」と「4つの戦略」をまとめています。

3つの強み

強みを生かした成長

1.人のつながり

つながりを大切に全員幸福主義の実践

2.技術力

技術を極める、応用する

3.改善力

5S改善活動を通じて筋肉質の会社へ進化

4つの戦略

2030にありたい姿

新技術・新製品の開発

顧客の期待を超える価値づくり

新しい時代に向けて、人間社会はこれまで以上に多くのテクノロジーを必要としています。そして、私たちのようなエンジニア集団の役割もより大きなものになっていくことでしょう。私たちは「技術」こそが私たちの存在基盤だと考えています。独創性のある開発型企業として、ベルソニカにしかできない独自の「技術」を模索し、新たなチャレンジを続けています。

今、自動車業界に求められているもの、それは地球環境にやさしい車の開発です。省エネ・燃費向上・CO2削減、そのためのエンジン技術の開発や車体重量の軽減かが我々に与えられた大きなテーマです。
当社は車体部品加工のトップメーカーとして、超高張力鋼板やチタン、マグネシウム等の軽量化素材の加工技術の研究開発に積極的に取り組んでいます。
東京大学工学系研究科、豊橋技術科学大学生産システム工学系、静岡大学工学部機械工学科と産学連携による共同研究を進め、着実に且つ大きな成果を上げています。

スマート工場への進化

IoT/AIを活用したフレキシブルな生産体制

顧客のニーズの変化や需要の変動、新興国の追い上げによりますます厳しさを増していくグローバルな国際競争。
これらのあらゆる変化に対してフレキシブルに、スピーディーに対応していく総合的生産システム=フレキシブルプロダクションシステム(FPS)の構築を目指して絶え間なく、改善・改良が進められています。

更なる海外拠点の拡充

海外工場マネジメント力を生かした成長戦略の実現

日本国内の乗用車販売のピークは1990年600万台を頭打ちに、2020年には3年連続減少の459万台と、今後も少子高齢化社会であることを考えると右肩上がりの状態は期待が持てません。しかし、目を海外に移すと状況は日本と異なり、これからモータリゼーションの始まる国々が広がります。2006年にインド・デリーに初めての海外進出をしました。子会社BACIは、当初計画を上回る事業規模に成長し、今後も引き続きの拡大成長ができる環境下にあります。
更に、2012年には第2の拠点としてインドネシアに進出しました。得意先スズキ(株)は今後も東南アジアを主力に海外展開を加速すると思われます。弊社も得意先の動向を踏まえ、更なるグローバル展開を進めていきます。

企画力・管理力を高める

人づくり、IT、内部統制等の事業支援機能の拡充

20世紀は戦争と環境破壊の世紀であったと言われ、人間社会の発展が地球環境に悪影響を与えてしましました。21世紀は、環境破壊を食い止め、その再生を図ることが人類の義務でもあります。当社はISO14001の認証を取得し、環境委員会を中心に産業廃棄物の削減、リサイクル化の推進、省エネルギーの推進によるCO2削減を進めています。
また、車体部品加工のメーカーとして技術開発力を駆使し、地球環境にやさしい車作りを積極的に進めることが我々の使命と考えています。当社の企業理念に賛同し牽引する意思のある社員らと共に、時代のニーズに対応する理想の企業づくりを共に目指したいと考えています。

イメージ図

イメージ図 | FOUR-LEAF CLOVER
(経営ビジョン『ベルソニカしあわせ創造2030』より)

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