プロダクションシステム
ベルソニカではカイゼンを重ね独自のプロダクションシステムを構築し、サプライヤーとしてスムーズな商品提供を可能としています。
リンクでは子どもにも解り易くベルソニカの仕事を紹介しています
フロントローディング
フロントローディング活動とは、受注した部品形状データを基にシミュレーションを駆使し、生産準備段階や量産時に発生する問題点『安全』『品質』『生産性』を予測し、最適な部品形状を顧客へ提案することにより問題を最小限に抑える活動です。主に3つの要素から成るフロントローディングはベルソニカのモノづくりの最初の工程であり最重要な項目です。
デザイン・イン
当社エンジニアがクライアントの開発スタッフとともに、部品のデザインから参画していく『デザイン・イン』の体制を実現し、物づくりのプロとしてあらゆる提案を行っています。
生産・製造技術研究
最高の品質を安定供給するための研究。さらに、効率化だけでは対応できない低コスト化への研究。時代の要請に応えるべく、私たちは積極的に生産・製造技術研究を推進してきました。
産学共同体制
自社での研究開発に加え、産学共同研究の体制づくりを推進。豊橋技術科学大学、静岡大学工学部をの研究開発は高い成果を上げています。
工程検討|型・設備
工程検討は、生産工程でいかに「高品質・高機能部品の低コスト生産」を実現するかを検討する領域です。生産設備、金型、治工具の検討と同時に、自動化や物の流れを含めたレイアウト検討も行います。
プレス
当社のプレス技術は、車体製品の中でも薄板鋼板を使用しての加工が主軸となっています。低コストの実現という点からは、自動化技術のトランスファー加工やプログレッシブ加工(順送加工)が中心的な加工でなければなりません。これらの技術をより進化させ、技術のベルソニカを象徴するトップレベルのプレス加工を目指しています。
プレス設置データ
- 3,000t トランスファープレス……2
- 1,600t トランスファープレス……1
- 1,200t トランスファープレス……1
- 800t トランスファープレス……1
- 800t ブランキングプレス……1
- 300t トランスファープレス……1
- 800t・400t・400t・400t 自動プレスライン……1
- 400t・300t・300t・300t 自動プレスライン……1
- 300t・200t・200t・200t ダンデムプレスライン……1
- 300t 自動プレス……2
- 250t 自動プレス……1
- 200t 自動プレス……2
- 80t 自動プレス……1
- 小型プレス 80t……1
溶接
当社の溶接加工は、抵抗溶接であるスポット溶接と電気溶接のアーク溶接が主となっています。これらの加工では、溶接ロボットやタフマルチスポット機を主軸にしての自動化を実現。将来的には、加工の自動化はもちろん、製品の搬入・搬出までを自動化し、溶接部の全数溶着保証を可能にする技術力を培っていきたいと考えています。
塗装
当社の塗装加工はカチオン電着塗装設備があり、電着塗装設備は効率的なライン構築を図り、溶接加工後に塗装が必要なものは塗装コンベアーの周辺に溶接設備を配置し、溶接加工完了後は直接塗装ハンガーに製品が掛けられるレイアウトになっています。これらのシステムによって中間在庫のゼロ化を実現しています。
組立
当社の加工プロセスは、プレス加工にはじまり、溶接加工、塗装加工、組立と、4つの工程から成っています。自動車工業分野では、より完成品に近い部品の供給が部品メーカーの課題でした。
当社では、ペダルブラケット、パーキングレバーなどを供給する中で、 こうしたニーズにも対応しています。